普段の生活では欠かせないスマートフォン。今や海外に行くときはその通信手段を確保することが重要だ。
ただ、持っているiPhoneがSIMフリーと言うこともあり基本的には現地のプリペイドSIMを利用する予定だったが、一応他の手段も含めて検討してみた。
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ローミングかレンタルWi-FiかプリペイドSIMか
グアムに限らず、海外旅行でスマートフォンを常時使うとすると、選択肢は次の3つがメイン。
- 海外ローミング
- レンタルWi-Fi
- 現地のプリペイドSIM
海外ローミング
海外ローミングは、docomo、au、ソフトバンクともに1日25MBまでは1,980円。それ以上は2,980円。一日のデータ量は25MBでは足りないケースが多いと思うので、ほぼ2,980円/日となり、例えば4日使うと11,920円かかることになるので結構高い。
申し込み不要で楽ではあるが、今回のケースの中では一番高くつく。手続きする時間などがない場合や、他の通信手段を確保するまでのつなぎに利用するなどに限られそうだ。
また、日本でMVNOを使っている場合は海外ローミングにそもそも対応していないケースが多く、注意が必要だ。
レンタルWi-Fi
レンタルWi-Fiはオフィシャルサイトで直接契約するより価格.comなどスポンサーサイトを経由した方が安く、1日500円～1,000円程度で紹介されている。
Wi-Fiルータをレンタルするメリットとしては複数人でシェアししたりスマートフォンとタブレットの2台で使ったりすれば費用を抑えられること。とくにグアムはあとで紹介するプリペイドSIMがそれほど安く無いので、1人でスマホだけで使用する場合でもコストメリットが出る場合がある。さらに、日本を出発前に通信手段を確保できる安心感がある。
デメリットとしては、スマートフォン以外の持ち物が増えること、またWi-Fiルータをシェアしている人たちが別行動をとる場合は、ルータを持ち歩いている人以外の通信手段が無くなること。
例えば、別行動する場合はルータ持ってる人だけしか携帯電波がつかめないので、別行動後の合流ポイントを事前に決めたり、最悪予定通りにいかないときの回避策を事前に決めておく必要などある。
プリペイドSIM
日本にいる時と同じ感覚で使えるのがプリペイドSIM。電話番号が変わる（現地用になる）以外は普段通りに使える。また、現地番号を獲得できるので、LINEの通話などがデータ通信の制限でできない時にも、携帯電話として普通に通話が可能だ。
また、意外とグループで旅行した際にも威力を発揮する。それはグループ内で別行動をするときに、お互いに連絡取り合いながら行動できるところ。買い物と観光に分かれて後で食事で合流したりするときの連絡や、フードコートなどで注文と席確保に分かれてメニューを伝えたりなど、普段何気なくしていることも普通にできる。
デメリットはスマホの台数だけSIMカードが必要で、その分だけお金がかかること、残念ながらグアムのSIMは日本で入手できないので現地で購入する時間を確保することがあること、さらにはSIMカードを入れ替えたあとにスマホで通信できるように設定する必要があることだ。
結局プリペイドSIMカードを購入することにした
以上の一応調べたものの、結局プリペイドSIMカードを購入して使うことにした。
海外ローミングは、今契約しているMVNO（LINEモバイル）がそもそも海外ローミングに対応していないので、その時点で選択肢からは除外。
従って、レンタルWi-FiかプリペイドSIMかの選択だったが、その決め手はスマホ1台ずつ通信手段を確保できている点。
今回は5歳児と3歳児を連れて行くのだが、普段よくあるのが片方をトイレに連れて行っている間にフードコートの席を取ったり買い物をしたりすること。そんな時に親同士でスマホで連絡取り合うのだが、Wi-Fiルータだとそれができない可能性が出てくる。
と言うわけで、選択肢の中で最安では無いが、通信自由度が一番高いプリペイドSIMを選択することにした。
ちなみにグアムはSIMカードが旅行期間中$20〜$30程度かかり他の国に比べると高いが、他の国であればレンタルWi-Fiよりも安くなることが多い。さらには、グアムの場合は日本でSIMカードが売られていないが、他の国なら日本でAmazonなどでSIMカードを購入できるので、コスト面と手配面両方含めても滞在国によっては初めからプリペイドSIM一択になることもある。
