子どもが自転車乗り始めてから補助輪が取れるまで

長男に自転車を買ってから1日1時間で3日目には補助輪外せたので、その練習方法を記録しておく。

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自転車デビューは遅めの5歳半

以前、長男にストライダーを買い与えたのは2歳になってから。そのときは本人の興味と言うより親の期待が上回って買ったのだけど、本人がやる気出すまで半年以上かかり、やる気出したらいきなりスイスイ走り始めた。

そこで、今回は本人が買いたいと言い出すまで待つことにした。待つことにしたけど、ウチ遊びが大好きな息子は中々自転車を欲しがらない。

まずは交通公園で興味を引く

そこで、まず始めに車で10分くらい離れたところに交通公園があったので、2度ほど連れて行って乗せてみた。

1回40分間と短いが、本人よりも少し小さな子が走り回ったりしている中、思うように操れず、10分も乗れば遊具で遊び出したりする始末。

これは逆効果になるのではと危惧していたが、本人的には楽しかったようで、「自分の自転車が欲しい!」と言い出した。長男自身、乗れない悔しさと新しいオモチャのような楽しさがあったのかな?

満を持して自転車購入

と言うわけで、ようやく自転車購入にこぎつけた。父親としては4歳半くらいには買ってやりたいと思って色々調べていたが、それから買うまで約1年かかった。購入したのはGTのキッズ用マウンテンバイク。そこそこの軽さと価格のバランスが良かったのと、青色が好きな本人にはちょうどハマったのが購入した理由。

翌日から練習開始

GWだったこともあり、購入翌日から練習を始めた。ただ何となく乗るのはもったいないのと、本人が興味あるうちにある程度乗れるようにしたかったので、3段階で進めることにした。

  1. 補助輪付きでペダル漕ぐ練習
  2. キックバイク風にして慣れる練習
  3. 補助輪外して後ろで支えながら乗る練習

1と2はどちらから始めても良かったが、とにかくまずは乗ってみたいと言う本人の希望もあり、この順にした。

まずは補助輪付きでペダル漕ぐ練習

補助輪つけたままでとにかく自転車を自分で漕いで動かす感覚を身につける目的。本人の乗りたい気持ちも尊重できるので、一石二鳥だ。

今までのストライダーのように地面蹴って進むのとは違うので、中々要領を掴めない様子。とくに、止まった状態から自転車漕ぎ始めるのが難しく、補助輪に頼って両足ペダルに乗せたまま発進しようとするので中々動かない。逆にこれに慣れると補助輪の弊害が出そうだな。

と判断して、発進のときは後ろから押して、動き出したら手を離し、とにかくペダルを漕いで進むのだけに専念した。がに股だとか、踵で漕いでるとか色々言いたいところは抑えて、ただペダルを漕ぐ体験。

ペダルも補助輪も外してキックバイク風にして慣れる練習

次は翌日。この日はペダルも補助輪も外し、ストライダーと同じく自分で地面を蹴って自転車を進ませる練習。ストライダー歴も長いので、手取り早くバランス感覚を掴めるのではないか?と期待して。

ストライダーに比べて高くなったサドルのせいでやや爪先で蹴ることになり、初めは中々慣れずヨタヨタ歩いている感じだった。それでも少しずつスピードも上がり、足が地面から離れる時間も長くなり、1時間くらいで最終的にはキックバイクとして扱えるようになった。

この練習でもう一つやったのが、ブレーキで止まる練習。これまでストライダーだと足を地面と擦らせて止めていたが、自転車では手でブレーキレバーを引くことになる。

まだ手が小さいのもあって、常にブレーキレバーに指先かけながらと言うわけにもいかず、「ブレーキ!」と言う合図を出して、いかに早く止まれるか?と言う練習。止まれるようにはなれたのだが、実際に止まらなくてはいけない場面でまだ足が出てしまったり、停止はしないけど減速するのに軽くブレーキかけたりと言うのは中々すぐにはできない。コツコツ練習していくしかないかな。

こんな感じで2日目が終了。ちなみにこれまでの二日はどちらも1時間くらいで終わっている。うちの子どもがそれ以上集中出来ず他の遊びに走ったりしてしまうため。もし集中できるお子様なら、ここまで2時間でできるのかも。

補助輪外して支えながら乗る練習

最後のステップは補助輪外して乗る練習。最初は当然ながらサドルの後ろ持って支えながら乗ることになる。ただし、発進時には自分で地面を蹴ってゼロスタートさせ、そこからペダルに足を乗せて回すと言うのは終始一貫してやらせた。つまり、バランス以外は全て自分でできるようにする感じ。

最初の方は、地面蹴って進んでからペダルに足を乗せるまでスムーズに行かず、その間に減速してバランス崩すことが多かった。なので、後ろで支えているのが本人にとっても安心していたらしい。

そのうち、ペダルに足を乗せるのがスムーズになってきて、同時にペダルを漕ぐのも早くスムーズになってきた。補助輪つけて乗ってた時よりもペダルを回すタイミングも良く、キレイに回せている感じ。

走り始めからペダルを回すまでだいぶ慣れてきたなと言う頃合いを見て、走り始めてからは支えてるフリをしてみた。するともうそのまま進んでる。実は支えてなかったことを伝えると、もう一回やってみる!と言って発進から自分で漕ぎ出せるようになった!

ここまで本日30分と少し。出来るようになると俄然楽しくなるのか、何度も繰り返し練習していた。この日は片道5分くらいの公園で練習したのだが、行きは補助輪付きで漕いで行き、帰りはもう補助輪なしで家まで帰ってこれた。

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振り返って

ここまで自転車買ってから乗れるようになるまで3日間。時間にすると3時間程度。思った以上に補助輪外れるまで早くて驚いた。

この中で、もし練習を省くとしたら、補助輪付けて漕ぐ練習かな。そして、もっと長くとっても良かったかなと思ったのは、地面を蹴ってキックバイクのように進む練習。これでバイクのバランス感覚を掴み、補助輪なしで後ろから支えて漕ぐ練習するだけでも良かったのかも。

ただ、買った翌日とりあえず乗りたくてとりあえずペダルを漕ぎたかった本人の満足度は高かったのかなと思う。

ちなみに、補助輪とペダル外して練習したときは、自転車にも興味持ちつつ、外した補助輪と外した工具にも興味を持ち、自分で付け外ししたいと言って遊んでました。

さらに練習は続く

長男に自転車を買ったことで、下の娘に兄のストライダーが回ってきた。すると、「自転車乗りに行こう!」と言うと兄は自転車で妹はストライダーと言う組み合わせで出かけることになる。

娘もストライダーに大分慣れてスイスイ乗れるようになってきてはいるが、ストライダーと自転車ではスピードが違い一緒に出かけるとどうしても娘をフォローしながら行くことになる。

なので、長男もゆっくりと自転車を進めることになるのだが、これがまた良い練習になっている様子。このおかげで、止まりそうな低速でもハンドルをうまく切り替えながら足をつかずにバランスが取れるようになってきた。それに飽きると、一気に遠くまで進んで戻るを繰り返し、早く漕ぐことも身についてきた。

こうして自分で興味持って自転車乗っているので、今でも日々上達していっている。


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