イタリアで自転車を乗るときは,車やバイクと同じ扱いを受ける。歩道を走ったりするのは,許可されたほんの一部を除き,ほとんど無い。なので左折(左側通行の日本で例えれば右折)の場合は左折レーンに車と一緒に並ぶのだそうだ。それはロータリーの交差点でも同じこと。進行待ちの車列の先頭に自転車乗ったおじさんがいる。
車と同じ扱いとはずいぶんと怖い思いをする場面に遭遇しそうだ。イタリア在住の日本人ガイドも一度だけイタリアで自転車を乗ったことがあるそうだが,もうこりごりみたい。それどころか,イタリア人でさえ,怖くて自転車乗らなくなる人もいるようだ。
自転車先進国のヨーロッパではあるが,日本よりも敷居は高いのか?それとも怖がるイタリア人はごく少数で,大多数は車との接近戦にも耐えうる強靭な精神を持っているのか?日本でロードバイクに乗るサイクリストならイタリアでもやって行けるのか?色々と,考えてしまいました。