昨日は久しぶりに会社を外出し,関連のメーカーさんに行ってきました。場所は相模原で取手からだと軽い小旅行って感じ。常磐線→京浜東北→横浜線→相模線と4回も乗り換えして,片道2時間もかけて行ってきました。
その帰りでした。日暮里で独り言を言いながら電車に乗ってきたおじさん(おじいさん?)がいました。案の定,その辺にいるいろんな人に絡み,とくに若い女性を目当てに絡んでいました。そして最終的には高校生と思われる女の子に「金町に行くにはこの電車であってますか?」と言いつついろんな話をし始めました。しかしその子はきちんとそのおじいさんの相手をしている,とっても良い子でした。
そして北千住に到着したとき,乗っていた電車が快速で金町に止まらないので,その女の子がおじいさんに「降りないのですか?」と聞いたところ,おじいさんは話が分からず慌てて降りたのと同時に,再びその子に「次はどれに乗れば良いんだ?」と聞く始末。そんなものは駅員に後で聞けばわかるだろうと私は心の中で叫んでいました。しかし,その子はなんと「私も同じ方向なので一緒に乗り換えましょう」と自ら電車を降りてそのおじいさんを乗り換えるべき電車へと案内していました!
その子は絶対にそのまま快速に乗って帰っていくはずなのに,そのおじいさんのことを見かねたのか,わざわざ電車を降りて案内するなんて!普通だったら周りに迷惑かけているんだから,放っておかれてもおかしくないのに,事実その子以外はそのおじいさんの相手なんかしていなかったのに。その子はしっかり話を聞き,会話をし,最終的には降りなくても良い電車を降りてまでそのおじいさんを助けてあげる。なんて良い子なんだろう!!!「おめーら良い加減しっかりしろーっ!!」と言いたい女子高生なんて掃いて捨てるほどいるのに,昨日のこんな良い子もいるなんて,世の中まだ捨てたものでは無いな,っと思う出来事でした。