ここ数年は隔年で参加しているスキー指導員研修会。しかも雪の多いこの時期の研修会狙っているので、シーズンインの12月に受けてクラブに還元…なんてことは無く…
2日間滑って合計30kmくらいの距離と6000mくらいの高さを滑ったようだ。
そして、今回は研修会初めての苗場で初めての技術選都予選と併催。研修中も都予選見る時間を取って頂き、しっかり大会観戦(表向きはジャッジ観点の確認)もできた。学生時代に教わった方にも15年ぶりくらい(?)に会うことができた。
その都予選も10年くらい前までは出ていたなぁと。出走前のコースインスペクション、種目の合間の練習や仲間の応援やトップ選手の演技チェック、出走に向けた移動やリフト、出走待つスタートの雰囲気、そしていざ本番、なんて全てが懐かしいなと、研修中に見て感じていた。
ただし、圧倒的に違うのはスキー場の雰囲気。私が出ていた頃は車山で、斜度も硬さも氷具合も寒さも全てが厳しく、この世には技術選しかないのではと思えるような非日常的で閉鎖的な空間で滑っていた。
一方の苗場のそれはオープンで暖かくて、大会バーンを一歩離れると普通のスキーがあり、もう一歩離れるとマックやピザーラのある日常に近い感じがした。
だからと大会に再び出ることは無いけれど、技術選そのものやそれを目指して練習することも、仲間と一緒にガンガン楽しく滑るのも、子供と一緒にちょっとずつステップアップしながら滑るのも、どれもスキーの一つなんだなと改めて実感した。