決戦当日。昨日までの雨とはうってかわり、雲の合間から少し青空も見えて風もそれほど強くない。強烈な晴れ男がいるのだろうか?
これまでの85kmであれば、宿泊しているJALプライベートリゾートオクマから30km離れた地点にスタートがあるので、いつもはアップがてらスタートまで自走で行くのだが、今年はスタートが約10kmずれたうえに登りが一本入ったので、オクマからスタートまで運行するオフィシャルのバスでスタートへ移動します。
スタートに到着しても実際にスタートするまで3時間弱。暇である。ということでアップがてら奥の登りを2回登りアップ終了。みんな同じようなことを考えていたようで、奥の登りにはアップする選手が一列棒状に登りの頂点に向かっている。アップも終えてスタートで待機。その間に出走確認をしたら地元の方からみかんを頂いた。このアットホームな感じがツールドおきなわの良いところ。そのあともしばらくリラックスしながら待っていると国際レースがようやく通りすぎていく。これでも予定より早いがかなりリラックスできていた私は国際レースが通り過ぎるのを観ていよいよスタートが近づいた感じが出てくる。そして予定より20分ほど早くスタートが切られる。
スタートするとすぐに奥の登りが始まる。位置的には中央より少し前に位置どれたか。しかしそれほど登りでペースが上がっていないので、先頭は常に見える状態。前から脱落してくる人がいるので少し中切れ気味になるが、少し踏めばまた集団に戻れる程度のペースであり、いよいよ先頭集団の塊のまま頂上をクリアする。
頂上をクリアして下りに入るときに後ろを確かめると,もうほとんどまばら。どうやら先頭集団の最後尾付近にいるようだ。下りに始めてしばらくしたところで中切れがおこり,去年までの85kmのスタートの辺戸岬を通過したところで集団は先頭集団とそれ以外の細かい集団に分かれた。といっても海岸線の道を行く途中で見通せる場所では先頭集団がしっかりと見える位置にいて,与那の登りに近づくにつれて追走も数十人の大きな集団となる。そして与那の登り入口まであと数kmのあたりで先頭集団からこぼれた選手を拾いながら,与那の登り入口でようやく先頭集団の最後尾に追いつき左折して与那の登り,普久川ダムへと向かう。
ここまで順調。どこまでこの集団に乗って行けるか?で成績は決まるが,まずは普久川ダムまでなんとかこのままついて行きたい。と思っていたのもつかの間,登り始めの勾配が厳しい区間で結局先頭集団から落ちこぼれ,こぼれて行く集団に取り残されることに。。。(つづく)
続き楽しみ!
ありがとうございます!
ただこの後は見事にやられていく情けない展開です。。。