先日のアクイラのステージで大きくタイムを失ったそれまでの総合上位陣。それまで10番手以降に沈んでいたクライマーのダビ・アローヨが2位に,サストレやウィギンスといった総合狙いの選手もそれまでマリアローザのヴィノクロフよりも上位に復活。それでも,まだまだヴィノやリクイガス勢やエバンスが主役だと思い,誰が一番得するか?と考えたときにヴィノクロフが結局得するのかな?と考えてましたが,昨日のステージを見る限りはやはり違うようで。。。
ヴィノクロフが得する前提は急勾配のアタックを潰せる場合だが,厳しい山岳が始まると,やはりヴィノクロフには厳しいみたい。そうなると総力のあるリクイガスが有利なのか?エースでクライマーのバッソと登り・ダウンヒル・平地TTともに走れるニーバリとの二枚看板で,山岳を高速でひきたおすシュミットのアシストを受けて最後の一週間でタイムを徐々に挽回していくか?それともマリアローザのアローヨがヒルクライム能力を武器に何とかタイムを失わないよう維持するか?あるいは最終週に調子を上げて来るサストレが一発でタイム差を稼いで来るか?まだまだ余談を許されない・・・
今日はいよいよゾンコラン。今日のステージで総合の行方が決まって来るかな?やはり目が離せない!