LAZERのロールシスのメンテ

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ロードバイク用のヘルメットはLAZER GENESISを使っている。頭とヘルメットをフィットさせるロールシスという機構が片手操作で簡単に動作させられ使いやすく、フィット感も抜群で、ヘルメットの外観も他社に比べると小さくできているようでキノコ頭になる感じも少ない辺りが気に入っている。しかし、数ヶ月前からこのロールシスが動作できなくなった。

詳しく言うと、ヘルメットの頭頂部にあるロールシスのダイヤルが回らないのだ。このため冬に必要なニットキャップを被ったときにロールシスを調整出来ずキツイまま被らなくてはいけない。

こうなるとかなり不快で、他のヘルメットに浮気するべく、もう少しでネットでポチッとしそうになったが、何気無くWEBを漁っていると、ロールシスは交換パーツとして普通に流通しているらしい(日本のアマゾンにもある)。さらに、ロールシスの動作不良は機構にある金属部品の錆によるものらしい。

ならばとその錆を何とかしようと早速取り掛かる。ロールシスのダイヤル部分は別パーツの小カバーになっていて、引っ掛け爪4ヶ所で止まっているので、折らないように外す。

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ロールシス部分の小カバーを開けたところ

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小カバー

この小カバー、先端と後端の爪は先が円錐状になった傘部を丸穴に嵌め殺しするタイプなのでゆっくり外すしかない。左右の爪はスナップフィットになっているが、本体側は引っ掛け形状ではなく両面テープなのか?すでに粘着力が無く引っ掛かっていないので何もせずに外れる。逆につける時は固定には何も役に立たなそう。そうこうしながら小カバーを開くとロールシスのダイヤル部全体が表れる。

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見ると、ダイヤルの根元に金属のEリングのようなものがダイヤルの抜け止めになっていて、そのリングが錆びついているため、結果的にはダイヤルの軸方向のガタが無くなり回転ができないようだ。
この部分のサビを取りドライ系のグリスを塗布すると再びロールシスが動作できるようになった。

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これでまだしばらくは使えそう。次にダメになったらロールシスのスペアパーツを取り寄せて組んでみよう。


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