これでご飯が食べたい

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私が子供のころ、退職してから陶芸を始めた祖父。その祖父の影響で陶芸教室に通い始めた母。その母について行って初めて陶芸に触れた。まだロクロは難しいからと、タタラで手捻りの5枚組の平皿を作った。母はこれを家で使ってくれた。
今年の正月に妻が実家で見つけ、今では我が家のレギュラーだ。

そしてこの夏。祖母も連れて行った山中湖での家族旅行でみんなで陶芸体験をした。 祖母もたまに祖父と一緒に陶芸やっていたようだ。
「おじいちゃんは、ホントぶきっちょで小さい器とか下手だったワ。その変わり大きい皿や壷は立派だったけどね」
と、祖父の話をすると楽しそうで、そのときの様子を思い出したかのように熱中していた。

私はその平皿以来の陶芸で、今回はロクロに挑戦。
と言っても、初めに土をこねたり空気を抜いたりはしっかりやってくれて、ロクロ回して形を作って行く。今使っているご飯茶碗よりやや大きめをイメージしながら。
できあがりは、父、私、弟と大きさも形もほぼ同じ。こんな所まで似るのかな?
これに色と薬は後日塗ってもらい、焼いて完成したら送ってくれるらしい。陶芸体験をやってから約60日後なので、10月中頃に届くはず。

そしてできあがった茶碗。待つこと2ヶ月強で送られて来た。ほぼ予定通り。
早速段ボールから出してテーブルに置いてみる。イメージより若干小ぶりだが、今使っているのよりは大きく、まぁ想定内。
妻はちっちゃ目と言っていた通りの大きさになった。
これで、ほかほか炊きたてのご飯を食べるのが楽しみだ!


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